毎日の食事で健康を維持したい… 。
誰もが願うこんな「健康志向」の高まりで、
黒米や赤米を毎日の食事に取り入れる人も増えてきています。
これからもっと勢いが増す、
「健康志向」や「健康的な食スタイル」に応えられる商品を作りたい。
しかもそれは、将来鹿児島県の米作りの柱の一つとなる
「鹿児島県産の有色米」で作りたい。
鹿児島パールライスの中に、こんな想いが生まれました。

そもそも、これまで鹿児島パールライスで販売していた
黒米は、東北地方の品種だったり、鹿児島で栽培
されていても産地品種銘柄が登録されていないために
品種を表示できなかったりしていました。
また、東北地方で開発された「種」や、
稲の背丈がとても高くて倒れやすかったり、
米粒の量も普通の稲と比べると少ない、という「品種」も
鹿児島県の気候や風土・嗜好に
合わないのでは、と感じていたのです。
ひとつひとつ、私たちの目指す「有色米」の姿を形づくりながら。

平成19年より、私たち鹿児島パールライスは
鹿児島県農業開発センターの協力を得て、
鹿児島で栽培できる「黒米」「赤米」の
品種づくりに着手しました。
「暑さに強く、台風が来ても倒れにくい品種」
「色の発色が濃い品種」
「粒が大きく、整っている品種」…
試行錯誤しながら、
「さつま黒もち」「さつま赤もち」
という鹿児島県にしかない品種が
出来上がっていったのでした。