鹿児島県薩摩郡さつま町。ここは、南九州一の大河である川内川がゆったりと流れ、
その流域には農地や市街地が広がる平野です。
また、緑豊かな紫尾山系の山々が連なり、
恵まれた自然環境に囲まれています。
この恵まれた自然環境を背景に、
山間部の豊富な森林資源や、
川内川の大河がもたらす肥沃な耕地を生かして
「農業」「林業」などが盛んな町です。
先人の知恵を次世代へ伝える、作り手。
さつま黒もち・さつま赤もちの生産者である
農作物収穫体験施設「山崎農場」の代表、
山崎文久さん。
農業を営むかたわら、食育を目的とした
子どもたちの体験学習の受け入れや、
さつま町が行っているグリーンツーリズムへの
参画などを積極的に行っている方です。
また、蕎麦打ちやピザづくりなどの日帰り体験コース
なども設けて、エコやスローライフへの提案・取り組みを実践されています。

古くから伝わる昔ながらの食生活を知ることは、
先人の知恵を取り入れること。
山崎さんは、さつま黒もち・さつま赤もちの生産を
はじめとする、様々な活動を通して、
「よりよく暮らす人」を育てている方と
言えるのではないでしょうか。